カンヌ国際映画祭の作品:2件
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ドライヴ
疾走する純愛―― 第64回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞
第64回カンヌ国際映画祭('11年)にて監督賞を受賞し、ローリングストーン誌では同誌が選ぶベストムービーの1位に輝き、さらにはウォールストリートジャーナル、ワシントンポスト、タイムアウトNYなど数々のメディアで最高レベルの評価を獲得した傑作映画『ドライヴ』(日本公開'12年3月)。 演じるのは『ブルーバレンタイン』などで知られ、今ハリウッドで最も注目されている演技派俳優ライアン・ゴズリング。そのドライバーが愛する人妻アイリーン役には、『17歳の肖像』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされて一躍脚光を浴び、さらにレオナルド・ディカプリオ&トビー・マグワイアとの共演で話題の映画“The Great Gatsby”が待機中という若手注目株のキャリー・マリガン。他にも名優アルバート・ブルックスをはじめ、ブライアン・クランストン、ロン・パーマーなど魅力的な悪役たちが脇を固め、観る者の目をくぎ付けにします。
【ストーリー】天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙な“ドライバー”(ライアン・ゴズリング)は、昼間は映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手という2つの顔をもっていた。ある晩、仕事を終えたドライバーは、同じアパートに暮らすアイリーン(キャリー・マリガン)と偶然エレベーターで乗り合わせ、一目で恋に落ちる。次第に親しくなっていく2人だったが、ある日、アイリーンの夫スタンダード(オスカー・アイザック)が、服役を終え戻ってきた。アイリーンは、ドライバーに心を残しながらも家族を守る選択をし、ドライバーも一旦は身を引き、家族から距離を置く。しかし、ある晩、ガレージで血まみれで倒れているスタンダードを発見。服役中の用心棒代として多額の借金を負ったスタンダードは、マフィアから妻子の命を盾に、強盗をするよう脅されていたのだ。絶体絶命のスタンダードは、ドライバーに助けを求め……。
【キャスト】ドライバー:ライアン・ゴズリング、アイリーン:キャリー・マリガン、バーニーローズ:アルバート・ブルックス、シャノン:ブライアン・クランストン、ブランチ:クリスティナ・ヘンドリックス、ニーノ:ロン・パールマン、スタンダード:オスカー・アイザック ほか
【監督】ニコラス・ウィンディング・レフン【原作】ジェイムズ・サリス(ハヤカワ文庫刊) -
預言者
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作、遂に日本上陸!
刑務所を舞台に青年がマフィアのファミリーを築き上げるまでを描いたフィルム・ノワールの傑作!
全くの無学で身寄りのない19歳のアラブ系青年のマリクは傷害罪で禁固6年の判決を受け、中央刑務所に送られてくる。
受刑服に着替えたマリクの耳に最初に飛び込んできたのは断末魔の悲鳴をあげる受刑者の声だった。
その日を境にマリクの6年に渡る過酷な戦いがスタートする。
刑務所の中は、様々な民族や宗教が交差するモザイクの様相を呈していたが、最大勢力のコルシカ系マフィアによって支配されていた。
ある日、マリクはコルシカ・マフィアのボス、セザールに殺しの任務を与えられる。突然の殺しの教唆におののき、これを拒むマリクだが、セザールは指示に従わない者は徹底的に痛めつけ亡き者にしてしまう冷酷な男だった。苦悩の末「任務」を果たすことに成功したマリクは、セザールのグループの手下として使われながら、読み書きを覚え、様々な経験を積んで行く。看守も買収され正義に頼ることが許されない世界では、生き延びる為に全てを「学ぶ」しかない。
次第に闇世界の「ビジネス」を学ぶ中で、マリクは堀の中で知り合ったリヤドと友情を育むが、暫くして彼がガンに侵され余命幾ばくも無いことを知る。刑務所の中で徐々に独自の人脈を築いたマリクは、彼自身の計画を密かに進めて行く。そんな最中、ボスのセザールはマリクにある重大な命令を下す。
一時仮出所して、命令を見事に成し遂げたマリクにセザールは全幅の信頼を寄せるようになる。一方リヤドから妻と息子を託されたマリクは、自らの力で生きて行くべく、セザールの下を離れる決断をする。
6年間の刑務所での「学び」の末、マリクは「新たな家族」と「ファミリー」を携え、外の世界へと旅立っていく。
【キャスト】タハール・ラヒム、ニエル・アレストリュプ、アデル・ペンシュリフ ほか
【監督】ジャック・オーディアール
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